あなたは世界で何番目にリッチかが即わかるWebサイト
Global Rich List(グローバル リッチ リスト)は、収入もしくは資産を入力することで、自分が世界でおよそ何番目に「リッチ」であるかがわかるWebサービスです。
Global Rich Listのトップページには、「INCOME(収入)」「WEALTH(資産)」のボタンが表示されており、デフォルトではINCOMEとなっています。INCOMEで判断する場合は税引き後の手取り年収を入力しましょう。WEALTHの場合は、持ち家や資産、株式や預貯金などをすべて合計した額から、住宅ローンや奨学金などを差し引いた額を入力します。「Select location」のプルダウンメニューから居住地もしくは金額を入力する通貨を選んだら、あとは「Show my results」ボタンをクリックするだけです。
試しに、年収を日本円で300万円と入力してみましょう。結果は、収入ベースで世界の上位1.82%に入っており、1億2154万1003番目にリッチ、ということに。この結果を意外とみるか、当たり前だとみるか…、「何番目にリッチか」というランキングは数字が大きすぎてあまりピンと来ないかもしれません。一方、パーセンテージでみると上位1.82%に入っており、人が100人ズラリと並ぶイラストでは、よりリッチな人は一人しかいません。つまり、“世界がもし100人の村だったら”、年収手取り300万円の人は残る98人よりも裕福で、より経済的に恵まれている人は1人しかいない計算になります。
ページを下にスクロールすると、1時間当たりの給与額1562.5円に加え、ランキングが下位の国、例えばガーナでの時給が10.04円であるというデータが示されます。さらに下にスクロールしていくと、「300万円を稼ぐためにジンバブエでは24年間かかる」「この月給はカザフスタンの93人分の医師の月給に相当する」といった情報が示されます。結果の最後には「Feeling a little richer?(ちょっとリッチになった気分ですか?)」というフレーズと「Donate」ボタンが現れます。クリックすれば国際協力NGOケア・インターナショナルへの募金が可能 です。
Global Rich Listでは、収入と資産の合計額を入力することができないのが少々残念です。また収入ランキングは、世界銀行による2008年の世帯調査をもとに算出されているため、データは少し古いかもしれません。一方、資産ランキングのデータはクレディ・スイスの2012年のデータに基づいており、より現在に近いデータだと言えるでしょう。
Global Rich Listは、収入額もしくは資産額を入力することで、自分が世界でどのくらい裕福であるかを簡単に知ることができるユニークなWebサイトです。サイトは英語ですが表現はそれほど難しくありませんので、自分の収入や資産の世界の位置づけを知りたい人は、試してみてはいかがでしょう。